Webなどの公開情報だけではなく、実際に無料相談会やオンラインセミナーに参加して得た情報をもとに、「ムークリ（MOOCRES）」と「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」を比較しました。
両スクールとも通学とオンラインが選べる仕組みで、価格帯も近いためどちらのスクールを選ぼうか悩んでいる人も多いと思われますが、「コスパ」や「授業内容」「サポート」「口コミ」など各ジャンル別に詳細をまとめました。
この記事により、あなたの動画編集スクール選びの助けになれば幸いです。
MOOCRES（ムークリ）とデジLIGの基本情報を比較
| MOOCRES（ムークリ） ［クラスプラン］ | デジタルハリウッド STUDIO by LIG ［ネット動画ディレクター専攻］ | |
|---|---|---|
| どんなプラン？ | 副業やフリーランスに必要なスキルを少人数クラスで学習する“コスパ最高プラン” | 企画やシナリオライティング、ネット動画マーケティングなどクリエイターに必要な考え方を体系的に学べる。 |
| 受講方法 | 通学 or オンライン | 通学 or オンライン |
| 授業曜日 | 週末 or 平日 | 自由（毎月１日入学） |
| 期間 | 4ヶ月 | 3ヶ月 |
| 受講料（税込） | 374,000円 分割払い：15,584円 ※1 | 330,000円 分割払い：3,548円〜 |
| 追加講座（税込） | 撮影実習オプション 33,000円 | 卒業制作（1ヶ月） 55,000円 |
| 得られる スキルなど | Adobe After Effects Adobe Premiere Pro Adobe Illustrator Adobe Photoshop デザイン基礎 デザイン応用 動画広告・マーケティング 案件獲得 案件を納品する経験 オリジナル作品制作 プロの動画クリエイターの視座 動画クリエイター仲間 講師との人脈 | Adobe After Effects Adobe Premiere Pro Adobe Illustrator Adobe Photoshop 動画マーケティング 企画シナリオライティング 実写やアニメーション動画 オリジナル作品制作 |
| 特典 | 受講中の案件保証 ※2 映像授業（卒業後も閲覧可） 最大44,000円まで割引 | 受講中の案件紹介 コワーキングスペース無料利用 |
| 公式サイト | ムークリ（MOOCRES） | デジタルハリウッドSTUDIO by LIG |
※1 24回払いの場合。分割手数料は、ご契約のカード会社によって異なります。
※2 案件保証は受講期間中に限り1件となります。
ムークリとデジLIGのコストパフォーマンスは？
上記の表を良く見ていただくと分かると思いますが、ムークリが374,000円、デジLIGが330,000円です。それに追加講座をプラスして、ムークリの割引を適用させると・・・期間と金額もほぼ同等になります。（ムークリの基本講座には卒業制作は含まれ、デジLIGの基本講座にも撮影実習は含まれています）
| MOOCRES（ムークリ） ［クラスプラン］ | デジタルハリウッド STUDIO by LIG ［ネット動画ディレクター専攻］ | |
|---|---|---|
| 受講料（税込） 追加講座（税込） 相談会参加者割 先割 ムークリ紹介割 トモダチ割 | 374,000円 33,000円 -11,000円 -11,000円 -16,500円 -33,000円 ＊割引は最大44,000円まで | 330,000円 55,000円 |
| 合計 | 363,000円 | 385,000円 |
上記の表は基本金額にそれぞれ追加講座をプラスして、割引を44,000円適用した金額になります。
MAXで割引を適用させるとムークリが逆転します。誰でも適用できる「相談会参加者割」と「先割」のみとするとムークリとデジLIGは同額になります！（割引については下記を参考にしてください。）
ムークリとデジLIGの授業内容は？
ムークリの学習スケジュール
| 1ヶ月〜 2ヶ月目 | 基礎〜応用操作① After Effects中心 ・オリエンテーション（自己紹介、目標設定など） ・動画クリエイター必須の仕事ツールやテクニック ・After Effectsの実戦で使う基本操作 ・After Effectsの応用：複雑な動きのある広告制作実践 ・After Effectsの応用：illustratorデータの利用 ・After Effectsの応用：3D空間でアニメーション、課題実践 |
| 3ヶ月目 | 基礎〜応用操作② Premiere Pro中心 ・Premiere Proの実戦で使う基本操作 ・Premiere Proの応用操作、効率の良いカット編集、テロップ、課題実践 |
| 4ヶ月目 | 周りと差がつく知識習得〜制作実践 ・未経験からの案件獲得方法講座、実際に獲得に挑戦 ・高単価を目指せる動画マーケティング講座 ・動画クリエイターに必須のデザイン概論 ・企画・絵コンテ講座 |
| 卒業直前 | ポートフォリオ制作案件実践 ・課題や卒業制作で多数の作品が作れる ・講師と一緒に作品をブラッシュアップ ・案件制作をして納品 or オリジナル作品制作 |
| 追加講座 受講日は自由 | オプション授業 ※撮影実習 ・カメラ基礎、理論（特別講義）[オプション] ・撮影実習（対談、インタビュー系動画）[オプション] |
デジLIGの学習スケジュール
| 3ヶ月 | 映像学習＋課題＋クラス授業３回 課題講評 ・ネット動画マーケティング（3h）| ネット動画の活用方法を学べる ・企画、シナリオライティング（3h）| 映像を企画するコツを理解 ・After Effects・Premiere Pro実践（32.5h）| 動画制作に必須のツールの操作方法 ・実践課題５種類（30h）| あらゆる動画制作のチャレンジ！ ・Illustrator、Photoshop（9.5h） ・デザイナーのためのフォント概論（1h） ・ネット時代の動画制作（2h） ・After Effects、Premiere Pro（エトセトラ）（5h） ・Davinchi Resolve Lite（6h） ・デジタル一眼カメラ動画撮影講座（2h） |
| 追加講座 1ヶ月 | オプション授業 ※卒業制作 オリエンテーション→中間チェック→卒制発表 |
授業内容の判断が一番難しいところです。授業項目多さで選ぶのではなく、あなたが目指すゴールに最適なスクールを選ばなくてはいけません。
上記の表のようにムークリは期間毎に受講項目を表記、デジLIGは受講項目を時間で表記しているので、比べるのは難しいかも知れませんが、よく見ていくと、それぞれのスクールの特徴がわかります。
ムークリとデジLIGのサポートは？
ムークリのサポート
案件獲得から納品まで、現役クリエーターが一人ひとりに寄り添い、実践的な経験を正しくサポート。
- 最大6名までの少人数制で、疑問をしっかり解消でき、楽しく学べます。
- 案件の獲得から納品までの実務シミュレーションが積める。
- ライフスタイルに合わせて、教室での授業とオンライン授業を使い分けできます。
- 回数無制限。何度でもチャットで質問ができます。
- 授業録画のアーカイブがいつでも閲覧可能です。
- ポートフォリオ制作を、講師のサポートで高いレベルまでブラッシュアップします。
- 撮影実習も可能です。※オプション授業
デジLIGのサポート
フリーランスとして業界の第一線で活躍するクリエイターです。個性的なトレーナーが揃い、丁寧かつ親身に学習をサポートします。
- ライフスタイルに合わせて、教室での授業とオンライン授業を使い分けできます。
- 回数無制限。何度でもチャットで質問ができます。
- デジタルハリウッド卒業生のための情報サイト「xWORKS」に登録することができます。
- 卒業後も転職・副業サポートの利用は可能です。
- ポートフォリオ制作を、講師のサポートで高いレベルまでブラッシュアップします。
- 卒業制作も可能です。※オプション授業
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ムークリとデジLIGを口コミで比較
ムークリ（MOOCRES）とデジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、通学でもオンラインでも学習できるスクールで金額もほぼ同等です。Twitter（X）や口コミサイトなどで、調べた結果。両スクールとも、悪い口コミは少なく、前向きなコメントが多いようです。よってどちらを選んでも後悔しない感じがします。
ムークリの口コミ
対面での授業は大切だと思った。スクールは技術だけではなく、生徒同士や先生とのつながりが大切なので、それが得られたのでよかった。
デジハクさんとムークリさんを面談しました！自分自身は教室に通う方が直接きけていいかなと思ってだのですがデジハクさんを聞いてビビッときた感じです。が最後モヤっとする部分が解消できなくて悩んでました。
上記は一部の例です。詳しくは下記の記事で紹介しています。
デジLIGの口コミ
集中講座DAY3終わりました 受講生のみなさんも精度がガンガン上がって来てたし、トレーナーさんからも細かい仕事術とかいいプラグインを教えて貰えて勉強になりました 最終日に向けて最後の課題もしっかりやってきます！
料金はやや高めと感じました。コロナ禍だった為、本来開催されるはずのさまざまな交流会やイベントもなく、月一回のクラス授業も全てオンラインになってしまい通学型のスクールならではの魅力がとても薄かったです。『生徒同士の交流や横の繋がりの出会いもたくさんありますよ』と入学前の説明会で聞いていたのですが仕方ないとはいえやはり残念な気持ちになりました。
上記は一部の例です。詳しくは下記の記事で紹介しています。
この記事のまとめ
「コスパ」「授業内容」「サポート」「口コミ」の４項目で見てきましたが、私の個人的な見解は下記になりました。
- コスパ
金額が同等なので「引き分け」 - 授業内容
項目の差がありますがどちらも重要な点は網羅しているので「引き分け」 - サポート
ムークリは講師からの直接指導で不明点もその場で解決。卒業後も質問可能と言うことで「ムークリ 」 - 口コミ
X（Twitter）ではどちらも良いコメントしか集まらなかったため「引き分け」
4戦、1勝3引き分けで「ムークリ」でした。（個人的な見解です）
下記の記事も参考に各スクールの無料相談会など参加して、あなただけの勝敗を考え、ご自身に合ったスクールを見つけてください。
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制作会社である株式会社LIGが運営するデジタルハリウッドのフランチャイズ校なので、デジハリのカリキュラムと、LIGの実践的なオリジナル講座も受講することができます。また、都内近郊の方に限られますが、オンラインだけではなく通学もできるのも大きなポイント！
デジハクと同様に完全オンラインのスクールなので比べる方が非常に多いです。手厚いコーチングではデジハクに劣りますが、studio USには案件紹介制度があります。副業やフリーランスを目指す方は最初の実績作りが壁となるので案件紹介を活用して実績を積み仕事へ結びつけることができます。
ChapterTwoは本気でフリーランスを目指す方向けのスクールです。もちろん副業目的でもOKですが、月５万円程度を目指すのではなく、高価格を目指せる仕組みとなっています。クラウドソーシングだけではなく、メール営業などの実践的な営業方法が学べる数少ないスクールです。
MOOCRESはオンラインでも受講できますが、特徴は対面で講師から直接教えてもらえるスクールであることです。他の通学制のスクールは各自ビデオ学習を行い必要に応じて校舎にいる講師に質問できるものがほとんどですが、MOOCRESは１〜６名までの少人数制で講師が授業を行う従来のスクールのカタチになります、
