After Effectsを使用していると、保存しているデータは少ないのにパソコンの容量が極端に少なくなっていたり、システム容量にかなりの容量が取られていることがあります。
本ブログで取り上げている「動画・映像クリエイター」を副業としている方に向けてのサポート記事になります。
容量の確認方法
動画編集を行っていてハードディスク(SSD)の容量が少なくなってきたと思った方は、システムデータの容量を確認してください。上記のように極端に使われている場合があります。
原因は?
上記写真のようにAfter Effectsのキャッシュに容量がかなり使われていることが分かります。この容量を減らすことができれば解決出来そうですね。
解決方法
After Effectsを立ち上げ、メニューバー「After Effects」→「環境設定」→「メディア&ディスクキャッシュ…」を選択します。
「ディスクキャッシュを空にする…」をクリックするとキャッシュがクリアされ容量も回復します。
「ディスクキャッシュを有効にする」のチェックを外せばキャッシュに容量がとられる心配も無くなりますが、After Effectsの処理が遅くなる場合があります。基本的にはチェックを入れ容量に応じて削除する事をおすすめします。
キャッシュとは?削除しても問題ない?
キャッシュは、頻繁に使われるデータやファイルを一時的にデバイス内に保存するシステムです。キャッシュに保管することで、サーバーからデータを取得する行程の省略やDL済みデータの再利用などで、データへのアクセス速度を向上させパフォーマンスを改善することができます。
また、キャッシュは有用ですが、不要なデータを蓄積されるとパフォーマンスを低下させることもあります。