正社員で勤務されている方も将来への貯蓄や、毎月のお小遣い、いざという時の備えとしての「副業」を考えている方も多いかと思います。
あなたの生活リズムや目標額に合わせて最適な副業を見つけましょう!
本業が忙しく時間のない方には、「隙間時間を使った簡単な副業」=「副業の収入(小)」
本業の他にも時間を作って頑張ろうという方には、「スキルを手に入れ、本格的な副業」=「副業の収入(大)」
「副業」を決めるのはあなた自身になりますが、当記事は実際に正社員で仕事をしている私が実体験をもとに書いているので、記事を読めば「今何を行えば良いか?」大まかな方向性が見えてくるかと思います。
正社員におすすめの副業
隙間時間を有効に使いたい方から、副業に力を入れてガッツリ稼ぎたい方まで、あたなのライフスタイルに合わせて副業選びを行いましょう。はじめての副業は、生活に取り入れやすいものや、ご自身の特技や趣味に近い副業をおすすめします。
忙しいあなたに「隙間時間を使った簡単な副業」
目標額/月30,000円プラン
通勤や休憩時間などの隙間時間を有効に使ったり、普段の物の購入時に一工夫するなど、行動の変化でチリツモに貯めるプランです。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、アンケート会社から配信されたアンケートに答えることでポイントが貯まります。そのポイントは現金や電子マネー、ギフト券などに交換出来ます。
アンケート数やポイントの還元率はアンケート会社により異なります。
また、事前アンケートの情報をもとに「会場アンケート」や「個別アンケート」などの依頼が来る場合があります。Web上のアンケートではなく会場に出向いて、試食や試飲をして問題に答えたり、対面で話をするなど依頼内容は様々ですが、30分〜2時間程度のアンケートで、3,000円〜10,000円程度の収入が得られます。
アンケートは「webアンケート」「会場アンケート」「個別アンケート」の他にも様々なアンケートがあります。下記に記事ではおすすめのアンケート会社なども紹介していますので是非ご覧ください。
ポイントサイト
ポイントサイトとは、サイトを経由して買い物やサービスを利用すると、内容に応じたポイントがバックされます。日常のお買い物やサービス利用の他、広告クリック、ゲームなどでポイントを貯められ、貯まったポイントは現金や商品券、電子マネーなどと交換できます。
ブログ
物事を伝えることや、文章を書くことが好きな方には、ブログがおすすめです。
ブログは月に数万円〜数百万円稼ぐ人までいるので、いくら稼げるかは本人次第でなんとも言えません。実際に私も当ブログを含め3つのブログを運営していますが、すぐに収益を求める人よりも、コツコツと根気良く進めることが出来る人の方が向いていると思われます。
note(コンテンツ販売)
ブログと似ていますが、noteは有料記事を販売することができます。noteのドメインパワーは高いので、開設したてのブログよりもGoogle検索で上位に表示されます。一度書いてしまえば放置していても収入が入ってきます。
また、「note」と同様に「brain」も有料コンテンツを販売することが出来ます。
メルカリ・ラクマ・ヤフオク
みなさんご存知のとおり、不要な物を販売出来るサイトです。これは副業ではないと考える人もいますが、せどりのような使い方をすれば、継続的に行えるので副業として紹介しています。
SNSアフィリエイト
SNSアフェリエイトは、その名の通りSNSにアフィリエイトの広告を貼り付けて、そこから商品やサービスが購入されると利益が得られます。SNSの代表であるTwitterは直接アフェリエイトを貼ることが禁止されているので、Instagramを行っている方にはおすすめです。
駐車場シェアサービス
駐車場シェアサービスは、家の空いているスペースを駐車場として貸し出しすることが出来ます。使っていない期間だけ、空いている時間だけなど、日時を限定して貸し出せるのも魅力です。
駐車場シェアサービスを提供しているサイトは「akippa」 「特P」 「タイムズのB」などです。
本気のあなたに「スキルを使った本格的な副業」
目標額/月50,000円〜プラン
帰宅後の時間や朝活、土日の休みを使ってガッツリと儲けたい方向けのプランです。目標額は副業の選び方や時間の割り当てなどによって大きく変わってきます。
スキルを身につけていない方は、オンラインスクールなどの副業向けのコースも視野に入れましょう。
プログラミング
プログラミングは人気の副業の一つで、今後の需要も見込めるのでおすすめです。単価の高い仕事なので、月数十万稼いでいる人も多くみられます。
プログラミングのスキルを身につけたい方はテックアカデミーなどのオンラインスクールで学ぶことをおすすめします。
動画編集
動画編集は、個人の方からの依頼も多く、かんたんなテロップから結婚式などのフルムービーの作成まで、一本5,000円〜50,000円くらいと大小様々です。プログラミング同様に需要も多く、月数十万稼ぐことも可能です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは「仕事を外部に依頼したい企業」と「仕事を受けたいフリーランスや副業ワーカー」をオンライン上でマッチングするWebサービスです。
クラウドソーシングの中で大手と呼ばれる 「ランサーズ」や「クラウドワークス」は扱っている分野や案件数も多く安心してご利用いただけます。
ココナラ(スキル販売)
ココナラは本業が技術職の方には特におすすめです。「プログラミング」や「動画編集」「ライティング」「イラスト制作」など特技を活かす仕事が揃っています。当ブログのプロフィールアイコンもココナラのイラストレーターさんに描いていただきました。
ココナラのサイトを通じての個人間取引なので、やり取りの難しさは感じられますが、努力次第で収入が増えるのでやりがいもあります。
ECサイト(ハンドメイド商品販売)
個人でもインターネット上のお店を作って商品を販売することが出来ます。
得意分野をお持ちの方は、ハンドメイド商品なども販売されています。
個人の方がネットショップを開くのによく使われているのは、「BASE 」「STORES 」「minne 」などです。
せどり
せどりとは、「安く商品を仕入れて、仕入値より商品を高く売る」ことで、その差額が利益になります。よく転売と勘違いする人がいますが、転売は「希少価値の高いものなどを仕入れ、定価より数倍高く売る」ことです。
また、仕入れ値よりも高い価格で販売するせどりは、一般企業なども行っているビジネスなので違法ではありません。
せどりには、「店舗せどり」「電脳せどり」の2種類があります。「店舗せどり」は言葉のとおり実際の店舗で商品を仕入れ販売することです。それに対して「電脳せどり」はインターネットを通じて商品を購入するもので「Amazonせどり」や「楽天せどり」と呼ばれたりします。
本気のあなたに「カラダを使った本格的な副業」
目標額/月50,000円〜プラン
帰宅後の時間や朝活、土日の休みを使ってガッツリと儲けたい方向けのプランです。目標額は副業の選び方や時間の割り当てなどによって大きく変わってきます。
隙間時間バイト
1時間でも時間が空いていれば、隙間時間バイトで稼ぐことが出来ます。
好きな時間と場所が選べ、履歴書や面接なども不要など、いつでも気軽に働くことが出来るので本業をお持ちの方でも安心です。また登録サイトは「タイミー」「エリクラ」「シェアフル」などが有名です。
フードデリバリー
フードデリバリーは好きな時間に働くことが出来て、毎月まとまった収入が得られるので若い世代に人気の副業です。車やバイクがなくても自転車や徒歩で配達することも出来ます。
フードデリバリーサービスで代表的なサイトは、「Uber Eats」「出前館」「wolt」「menu」などです。
キッチンカー
会社員が土日の休みを使って、キッチンカーの週末開業をすることも出来ます。イベントなどが土日に開催されることが多いので週末お休みの方にはピッタリの副業です。
また、フランチャイズを利用するとサポートも受けられるので、はじめて行う方にはおすすめです。
副業はいくらまでがお得?
税金は本業の収入により変わってくるので、細かくは個々に調べる必要がありますが、大まかな目安を知っておく必要があります。
年収別シミュレーション
上記の内容を踏まえ年収ごとに「年収」+「副業収入」のシミュレーションを行います。
*40歳未満・独身・副業経費は0円で計算しています
本業の年収が300万円の場合
副業の収入 | 所得税 | 住民税 |
20万円の場合 | 10,000円 | 20,000円 |
50万円の場合 | 25,000円 | 50,000円 |
100万円の場合 | 57,000円 | 100,000円 |
200万円の場合 | 160,000円 | 200,000円 |
本業の年収が400万円の場合
副業の収入 | 所得税 | 住民税 |
20万円の場合 | 10,000円 | 20,000円 |
50万円の場合 | 38,000円 | 50,000円 |
100万円の場合 | 87,000円 | 100,000円 |
200万円の場合 | 220,000円 | 200,000円 |
本業の年収が500万円の場合
副業の収入 | 所得税 | 住民税 |
20万円の場合 | 20,000円 | 20,000円 |
50万円の場合 | 50,000円 | 50,000円 |
100万円の場合 | 110,000円 | 100,000円 |
200万円の場合 | 310,000円 | 200,000円 |
本業の年収が600万円の場合
副業の収入 | 所得税 | 住民税 |
20万円の場合 | 20,000円 | 20,000円 |
50万円の場合 | 72,000円 | 50,000円 |
100万円の場合 | 170,000円 | 100,000円 |
200万円の場合 | 370,000円 | 200,000円 |
本業の年収が700万円の場合
副業の収入 | 所得税 | 住民税 |
20万円の場合 | 40,000円 | 20,000円 |
50万円の場合 | 100,000円 | 50,000円 |
100万円の場合 | 200,000円 | 100,000円 |
200万円の場合 | 400,000円 | 200,000円 |
■所得税の税率
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
本格的に副業を行いたい方
今後副業をメインにしたいと考えている方や、独立を目指している方などには、「バーチャルオフィス」や「シェアオフィス」の利用も考えられます。
自宅の住所を使わず、安心してホームページや名刺に記載することや郵便物の受け取り先としても使用できます。
バーチャルオフィス・シェアオフィス|
https://www.k-society.com
【880円で法人登記】東京(渋谷)・
https://virtualoffice1.jp
この記事のまとめ
今回は「正社員におすすめの副業は?副業いくらまでがお得?」について解説しました。
ご自身の目標金額と、本業との仕事のバランスを考えてどの副業が望ましいか考えてみてください。決めきれない場合は、かんたんな副業から始めたり、興味のあるジャンルに挑戦してみてください。
ダメであれば引き返し、ご自身にあった副業を見つけましょう。
また、副業の確定申告について詳しく知りたい方は下記の「【必読】副業の始め方!初心者向けに分かりやすく解説」記事もご覧ください。
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