動画編集などを行っているとパソコンの容量もすぐになくなってしまいます。そこで40Gbps Thunderbolt 4/3 (USB-C)対応で大容量(2TB程度)の製品を探したところ、ケースとSSDを別に購入した方がはるかに安く作れることが分かりました!
玄人志向のGWM.2NVMe-40GC外付けケース
GWM.2NVMe-40GCは、M.2 NVMe SSDの性能を十分に発揮させ外付けにするポータブルケースです。Thunderbolt 3/4 (USB-C) 接続に対応していて、読み込みで最大3069MB/sの高速転送を可能です。
価格は少し高めですが、スペックは素晴らしく快適な環境に目指して購入しました。
見た目はこそコンパクト(L122×H18×W50mm 約135g)ですが、筐体は重みのあるアルミボディで表面に凹凸があり、半導体にとって大敵な高温避け、パフォーマンス低下の原因となるサーマルスロットリングを抑えてくれる設計になっています。
本体の他、付属品はUSBケーブル(Type-C to C)、USBケーブル(Type-A to C)、熱伝導シート、専用工具(ドライバー)、SSD固定用ネジです。
対応ポート | Thunderbolt4および3(USB-C)ポート、USB4.0(40Gbps)ポート(Type-C) USB3.2 Gen2(10Gbps)/USB3.2 Gen1(5Gbps) USB3.1/USB3.0ポート(Type-C/Type-A) USB2.0は接続できません。 |
対応SSD | M.2 NVMe接続SSD( M-Key/B&M-Key) 最大容量2TB PCIe Gen4/Gen3 x4/x2のSSDを取り付け可能 内部接続はPCIe Gen3 x4です。 |
対応OS | Windows 11 / 10 / 8.1、Mac OS |
ウエスタンデジタルのWDS200T3B0C内蔵SSD 2TB
玄人志向のケースに対応しているPCIe Gen3 x4対応の製品から、ウエスタンデジタルのWDS200T3B0Cを選択。
HD時代からお世話になっているウエスタンデジタルなので安心感があります。
容量 | 2 TB |
フォームファクター | M.2 2280 |
インターフェース | PCIe Gen3 x4 NVMe v1.4 |
シーケンシャル読み取りパフォーマンス | 3500MB/s |
シーケンシャル書き込みパフォーマンス | 3500MB/s |
耐久性 (TBW) | 900 |
サイズ(LxWxH) | 80mm x 22mm x 2.38mm |
GWM.2NVMe-40GCのケースSDDを取り付け
蓋を開けたら、SSDの向きを間違えないようにスライドさせ、溝にしっかり入るように差し込みます。
左側が浮いた状態になるので、付属のネジをドライバーで締めます。
付属の冷却シートを貼ります。透明のフィルムを剥がしSSDの上に貼り付けます。湿布のような感じですね!
また、説明書には書かれていませんが、通常上の青いセロハンを剥がすことが多いので私は剥がしています。
あとは蓋を閉めれば完成です。作業時間も5分あれば出来上がります。
速度測定
「AmorphousDiskMark」を使って速度を計測しました。
外付けでこの数字はかなりいい感じです。
私は動画編集などの負荷のかかる作業も行いますが、
実際に使ってみると内臓と外付けの差があまり感じられません。
ちなみに上記が別の外付けSSDの数字。取り付けている本体は同様のMacですが、数字の差は明らかです。
残念な点
玄人志向のGWM.2NVMe-40GCケースは、速度が早く見た目も普通な感じで良いのですが、向きを変えると・・・
横の文字はいらない・・・メーカー名や製品名を入れるのであれば底に入れて欲しかった。私はロゴの向きで使わないようにしています。
競合商品の紹介
Yottamaster USB4.0 NVMe M.2 SSDケース Yottamaster-SO3-C4-GY
玄人志向のGWM.2NVMe-40GCケースの対抗馬となるのがYottamasterです。GWM.2NVMe-40GCと同等の超高速転送を実現します。
付属品も同等レベルなので雪の華デザインが好みであればこちらも選択肢に入ると思います。